考え方を変えれば、人生が変わる②
「人々が抱えるほとんどの悩みは人間関係から発しているというもので、人と人との関わり方が上手くいけば、悩みの大半は解決する」
精神科医 エリックバーン
カウンセリングを受ける相談者の中には人間関係で悩まれている方が大勢います。
まず、人間関係を円滑にするための「考え方」を知っておく必要があります。
その考え方とは、
「他人を変えることはできない」
というものです。
この考え方を理解していれば、
無理やり他人を変えることに力を注ぐのではなく、相手の捉え方が変わり、
自分の関わり方を変えるという方向に力を注ぐことができます。
つまり、
柔軟な思考で人間関係を見つめ直し、客観的に相手を把握する事が出来るため、解決までの道筋が見えやすくなってくるのです。
他人を変えることはできない
自分の人間関係の中で「苦手な人」を思い浮かべて下さい。
嫌な事を言ってきたり、コミュニケーションがうまくとれなかったり、自分の思う常識とかけ離れていたり・・・。
苦手意識を持つきっかけはいろいろですが、そんな相手と関わる時、あなたはどういう対応をしていますか?
苦手意識を持つ人が親や兄弟など近い関係であればあるほど、私たちは相手を変えようとしてしまいがちです。しかし、残念なことの相手を変えるということは、非常に困難をきたします。
それに、無理やり相手を変えようと関わると、余計に関係が悪くなる事も多いものです。
こんな時は、
相手の短所ばかりを意識するよりも、良いところを見つけようと視点を変えると、あなた自身がとても楽になります。どんな人にも良いところは必ずあります。
さらにもう少し視点を変えて、
「なぜ、相手を変えようとするのか?」
と、自分の枠にいれようとしている心の動きを突き詰めて考えると、自分自身の心の未熟さに気付くこともあります。
当サロンでは、「今ここ」「あなたも私もOK」の考え方をベースに、他者と関わるときの自我状態(自分の中の傾向)を思考、感情、行動の3つに分け対人関係構築を分析していきます。実際のカウンセリングでは、まず交流分析を学んで頂き、ご理解頂いた上で、ご相談者の自己理解を深めながら問題を解決していきます。
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